積雪や、屋根から落ちてくる雪から樹木の枝折れ、倒壊を防ぐ為の雪囲い。
雪国の我が県では、樹木の形状、品質を保つための重要な維持管理です。
また、冬の訪れを知らせ観る人を魅了し楽しませる雪国ならではの風物詩と言えると思います。
上記の画像は、細木と竹を使用した竹囲いの施工例です。
細木で土台となる骨組を作り、竹を細かく立て、縄で編み込んでいきます。
上記の画像は、千本吊りという技法の雪囲いです。雪吊りとも言います。
細木を幹に固定し、先端から縄をたらし枝を一つずつ吊り上げていきます。
先端の形作った縄の部分は、様々な形があり庭師さんの個性の表れだと思います。
上記は、小低木の雪囲いの施工例です。
右の画像は螺旋状に樹木を縄巻きし、四方に竹を立てた囲い。
左の画像は竹を樹木に添え、縄で数箇所を結束した添竹絞りです。
樹高や形状により、結束の箇所数は異なります。